寝台特急はやぶさの旅⑤ ~初めての寝台車~

 

はやぶさの旅、いよいよ車内へ乗り込みます。乗車する1号車は機関車のすぐ後ろの車両です。はやぶさ・富士に使われている14系客車は、北斗星やあけぼので使われている24系客車とは異なり電源車はなく、端の車両たちに搭載する「分散電源方式」を採用しており、私たちが乗る1号車も例外なく発電機が搭載されていて、ガタガタとけたたましい音を立てていました。これで夜眠れるか心配になってしまうほどでした。

機関車と客車の連結部(父撮影)

 

入口には車掌さんらしき人が立っていたので、乗り込むときに一応寝台・特急券をみせましたが、確認していたかは不明。東京駅のホームは電車用に嵩(かさ)上げされているので、客車入口のステップは、むしろホームより低くなっていました。

下の頭は私かも(父撮影)

 

車内に入ると、国鉄車両の何とも言えない匂いが一気に鼻へ入ってきて、初めての寝台車なのに懐かしい気持ちになりました。この匂いは183系時代のかいじ以来だと思います。

先頭の貫通扉から、牽引するEF66が見えました。

先端部(父撮影)

 

今回乗車する車両は「スハネフ14-101」、この車両は24系からの改造車だそうです。相変わらず車内の形式プレートは盗難され、シールで代替されていました。晩年の中央線201系でもよく見られましたが、やはり見ていて悲しくなります。

スハネフ14-101

 

今回熊本までお世話になるベットに到着。ゆきは昔ながらのB寝台開放式にしました。私と父で下段2つを利用します。上段にはあとからお父さんとその子ども達の兄弟が乗りました。図鑑などの写真では、寝台車のモケットは無地で紺色でしたが、リニューアルされたようでお洒落な柄でした。

父は過去に寝台特急を利用したことがあり、その時は3段ベットだったそうで、2段ベットに関心を示していましたが、現在は583系電車を除いて全て2段に統一されています。

ベット(父撮影) 

 

上段への梯子(はしご)は折畳み式です。

折畳み式梯子

 

梯子の裏には小さな作りつけのテーブルがありましたが、そこには栓抜きが付いていました。

栓抜き(父撮影)

 

通路はこんな様子です。最初窓のブラインドは、全て下ろされた状態でした。

通路

 

ベットは枕木方向に配置されています。通路側の車窓も楽しめるように、通路側には折畳み式の椅子が付いています。

折畳み椅子

 

父が煙草を吸うので喫煙車でしたが、通路やベットの脇などに備え付けの灰皿の中には国鉄時代のJNRマークのついたものもありました。

国鉄以来の灰皿(父撮影)

 

喫煙車と言っても寝台では禁煙です。寝たばこで火災にでもなったら大変ですからね。この表示がどこにあったかは忘れてしまいました(ぇ

寝たばこ厳禁

 

ベットにはハンガー、枕、掛け布団(毛布)、シーツ、寝巻き用の浴衣が、床にはビニルスリッパが用意され、いかにも寝台らしいサービスにwktkしてきました。

寝具セット

 

ハンガーには「九鉄リネン」のシールが。九鉄って九州旅客鉄道(JR九州)の略称でしょうか?当然壁にはハンガー掛けもついていました。早速着ていたコートとマフラーを掛けさせていただきました。

浴衣の柄は「工」マーク(工部省に由来)をイメージしているのでしょうか?浴衣の衿(えり)にも「九鉄リネン」と書いてありました。

九鉄リネン

 

そうこうしているうちに発車時刻の18:03になりました。車内の設備の続きや旅行の様子は、また次回お届けします。(つづく)

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